自宅サーバ作業第2回に続きまして、自宅サーバ作業第3回目では作成した仮想マシンにCentOSをインストールしていきます。
目次
VirtualBox管理画面の左メニューから作成した仮想マシンを選択して起動をクリック。
しばらくすると、別ウィンドウが表示されて以下のような仮想マシン起動画面が現れます。
仮想マシン画面内(ゲストOS)を操作するとき、画面内をクリックすると操作できるようになります。その後、画面外(ホストOS)の操作に戻りたい時は、macの場合「command」キーを一回押すことで仮想マシン画面内の操作を解除できます。
以下の手順でCentOSをインストールしていきます。「Minimal」でのインストールを行うためインストール時における細かな設定は不要です。主要な部分は画面内の指示に従ってインストールしていく流れになります。
注意すべき点としては手順6.にて、ネットワークの振り分けを行う際に必要な「サーバのローカルIPアドレス」を決定しています。サーバ公開時のポート解放作業で重要になるので忘れずにIPアドレスをメモしておきます。
CentOSインストール後の仮想マシン起動中に以下のようなエラーメッセージが表示される場合、仮想マシンソフトウェア側でグラフィックスコントローラーの設定を「VMSVGA」から「VBoxVGA」に変更するとエラーが解消されます。設定の変更方法は自宅サーバ作業第2回目(4.3 グラフィックスコントローラーの変更)を参照ください。
エラーメッセージ:
[drm:vmw_host_log [vmwgfx]] *ERROR* Failed to send log
[drm:vmw_host_log [vmwgfx]] *ERROR* Failed to send log
今回インストールした「Minimal」タイプはCUI(キャラクタユーザインターフェース)での操作を前提にしているものです。PCへの要求スペックが低い分、ソフトウェアのインストール等は全てコマンド入力で行っていく必要があります。
普段のPC操作とは勝手が違いますが、普段のPC操作を覚えた時と同様に慣れが大切ですのでご容赦ください。
それでは、自宅サーバ作業第4回よりソフトウェアのインストール作業を行なっていきます。