はろー。 は、はろー。まとめノート書いてますよ。

仮想マシンで自宅サーバを作りホームページを公開するまでの話

自宅サーバ作業あらすじ アイキャッチ画像

インフラ周りについてのお話です。

はじめに、ホームページを公開するためにはサーバを用意しますよね。
ホームページの基盤となるサーバやそれに関連した設備はまとめて「インフラ」と呼ばれていますが、わざわざ自前で用意しなくてもそれらをレンタルできるサービスは数多くあります。例えば、さくらやxserver(エックスサーバー)などのレンタルサーバがそれに当たります。

とはいっても、後述の理由からあえてレンタルサーバを借りずにインフラを自前で用意することにしました。

この記事は、仮想マシンで自宅サーバを作りホームページを公開するまでの話をまとめたものです。

お金もかからず場所も取らない

そもそも自分のホームページを持ちたいと思い始めた当初はレンタルサーバを借りてホームページを公開していました。

しかし、「レンタルサーバを借りる→コンテンツ不足のまま月額料金を支払い続ける→閉鎖→やっぱりホームページが欲しい→レンタルサーバを借りる→…」

というループに陥っておりレンタルサーバ費用だけが無駄に掛かっていました。
そして、自前でサーバを用意するにもハードウェアを新たに買い揃えれば出費は増えてしまうし、サーバを置くための場所も確保しなければならない。

できることなら、お金もかからず場所も取らずにホームページを公開したい。

そんな理由から、自宅PCに仮想マシンソフトウェアをインストールし、仮想環境上にサーバを作ってホームページを公開するという計画にたどり着きました。

構築環境

ひとまず、ホームページ公開のため事前に用意したものです。日常からパソコンに触れていればほとんどは既に身の回りにあるものです。

  • 自宅PC: macOS 10.13(CPU2.6GHz Intel Core i5、メモリ16GB、ストレージSSD 256GB)
  • 外付けHDD: 2TB
  • 仮想マシンソフトウェア: VirtualBox
  • 仮想マシンOS: Cent OS 7(64bit)
  • モデム、ルータ: モデムはプロバイダ送付のもの。ルータは昔買った古いやつ
  • インターネットにつながる環境: ADSL回線

自宅PC

仮想マシンを動かすための母体となるPCです。母体PCのOSをホストOSなんて呼びます。
仮想マシンソフトウェアで設定したメモリの量だけ母体PCのメモリを消費するため、仮想マシン起動中に母体のPCがメモリ不足にならないようにします。
母体となるPCには少なくとも仮想マシンで使用するメモリより多くメモリを積んでおきます。

外付けHDD

仮想マシンOSを保存しておくストレージです。自宅PCのストレージ内に保存すると容量を圧迫しかねないので、別途ストレージを用意しました。外付けHDDの容量や種類は特にこだわりもなく安価なものを選びました。

仮想マシンソフトウェア

仮想マシンを動かすためのソフトウェアになります。仮想マシンの性能はこのソフトウェアで設定していきます。
ソフトウェア選びにも特にこだわりはありませんが、私の場合母体となるPCがmacのため、macOSで使用できるVirtualBoxを選びました。Windowsの場合はVMWareなどでも良いかもしれません。

仮想マシンOS

仮想マシン上で構築するOSです。母体PCのOS(ホストOS)に対し、こちらはゲストOSと呼ばれています。
今回はCent OS 7を用いてサーバ構築を試みました。

モデム、ルータ

モデムはインターネット契約したときにプロバイダから送られてきたものを使用。
ルータはグローバルIPアドレスの通信をLAN内自宅サーバのローカルIPアドレスに振り分ける時に使います。
なお、モデムにルータ機能があれば、ルータ機種を別途用意せずにモデムのルータ機能を使っても良いと思います。

インターネットにつながる環境

最後に、インターネットにつながる環境です。グローバルIPアドレスが固定されていて周期的に変化しないものを使いたかったので、モバイル回線ではなく戸建て・マンションタイプのADSL回線を使用しました。

作ってみての感想

メリット

  • 初期費用、月額費用がタダ。
  • 仮想環境のため自宅PCの性能が許す限り何個でもサーバを作れる。場所もとらない。
  • 自宅PCの性能に依存するものの、CPUやメモリ、ストレージ容量などサーバの性能も自由に決められる。
  • 自分で一から構築するためサーバに好きなソフトウェアをインストールできる。ソフトウェアのバージョンも自分で指定できるため自由度が高い。
  • インフラの仕組みが分かるようになる。勉強したい人におすすめ。
  • アカウント作成したり契約交わしたり支払い方法を設定したりなどの面倒な手続きがいらない。
  • レンタルサーバを借りずに自前でサーバを用意するため、レンタルサーバ会社の決め事に縛られない。

デメリット

  • 公開するまで非常に手間がかかる。
  • ホームページを公開し続けるためには自宅PCを常に起動しておかないとならない。自宅が停電になったとき大変。
  • ホームページがタイムアウトしやすい。サーバの性能や自宅インターネット回線の圧迫によって起こりやすい。
  • ソフトウェアのインストールやバージョンアップなどの諸々を全て自分でやらなければならない。
  • トラブルが起きても自力で解決するしかない。

まとめ

ホームページを公開してアクセスの全くない初期の段階、ホームページを更新せず中断するかしないかの試験運用を行う場合においては効果的だと思いました。

但し、継続してホームページを公開する場合になってくると、ホームページ運用期間中の作業者の負担やインフラを維持するための環境づくり(停電対策や熱対策など)で出費がかさむことも考えられます。その場合、お金を払ってレンタルサーバを借りた方がラクな気はします。

実際の作業内容は自宅サーバページにて随時公開していく予定なので、参考までに。

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